小鳥と暮らす【小鳥を飼う難しさを理解しよう】

  • 2019.05.20
小鳥と暮らす【小鳥を飼う難しさを理解しよう】

小鳥は意外に飼うのが大変な動物です。

価格が安いことから、飼い始める人が多くいますが、ペットにする動物の中でも、難易度は高めなのです。

これから初めて小鳥を飼おうと思っている人は、安易ではなく、よく考え、自分のライフスタイルを見極め、小鳥の性質をしっかり知った上で一緒に暮らしていただけると幸いです。

はじめに

鳥と暮らす

まず初めに、小鳥と暮らすにあたってのデメリットをご紹介します。

小鳥と暮らす上で大変なところ、難しいところを理解しましょう。

鳴き声

小鳥の鳴き声は、結構大きく、響く子が殆どです。

鳥の種類にもよりますが、おしゃべりが得意な鳥は、日中ずっと飼い主に向かって話かけてくれたり、ピーピー、ヂーヂーと泣き叫ぶ子もいます。

綺麗な鳴き方をするカナリアなどは比較的鳴き声に不快を感じませんが、小鳥全般がよく鳴くので、うるさいという事は理解してあげてください。

噛む

小鳥も噛む

小鳥は小さい動物ですが、鋭利なくちばしがあります。そして嫌なことがあったり、身に危険を感じると、相手が誰であろうと噛みつきます。

そして本気で噛まれると流血することもあるので、普通に痛いです。

嫌なことをしなければいいのですが、爪を切るときなど、動かないように抑えたりすると、鳥は身の危険を感じてしまうため、どうしても噛んでしまいます。

また、発情期のメスの場合は気性が荒くなる傾向があるため、凶暴になる事があります。いつものように手を差し伸べるだけで噛み付いてくる可能性もあり、赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭は特に注意が必要です。

掃除

小鳥の部屋の掃除

鳥のゲージ内には大量の糞や食べ残しなどが散乱するため、1日でゲージ内はとても汚れてしまいます。

そのため最低でも3日に1回のゲージ内の掃除が必要となります。

エサ箱の掃除や水の交換を毎日行いましょう。

衛生的にもゲージを丸ごと洗う事を定期的に行う必要があります。

放鳥

小鳥を放鳥する

小鳥はゲージの中に入れて鑑賞するものではありません。

餌と水さえあれば充分だろうと、思う人も稀にいますが、小鳥にとってはとっても悲しい事なので、絶対にダメです。

小鳥にもストレス発散が大事なのです。

ゲージ内に遊ぶものがいっぱいあるからと、ゲージの中にずっと閉じ込めておく事は決してしないでください。

1日に10分程度でもいいのでゲージの外に放鳥してあげましょう。

小鳥はストレスが溜まると体調を崩すことが多くなります。ましてや小さな体ですので、そのストレスが最悪の場合、体を蝕んでしまう可能性があるのです。

放鳥には運動不足を解消する効果もあり、鳥の健康維持には非常に大事なことです。

小鳥の糞

鳥は体の構造上、どこにでも糞をします。

小鳥のトイレトレーニングは不可能だと思ってください。

ゲージの中はもちろん放鳥しているときにも、カーペットや布団、電子機器、洋服になど、いろんな場所に糞をします。

どんなところに糞をされても、怒らず優しく大きな心で許してあげてください。

小鳥の寿命

小鳥の寿命

小鳥は7年~15年ほど生きます。

飼い主のライフイベントの節目を軽く超えるくらいの寿命があるので、将来の事を考えた上で飼う必要があります。

鳥を手放さなければならない状態になった場合、小鳥はどうなるでしょう。

新しい飼い主が見つかっても、元の飼い主が突然いなくなるという喪失感から、食欲が無くなり、酷い場合だと体調を崩してしまうケースが多くあるのです。

そのため、小鳥を買う時は、生涯責任を持って飼い続けることが出来るのかを考えてから、必ず向かえるようにしましょう。

小鳥の病院の費用

小鳥の病院

小鳥も体調を崩したり、どんなに注意していても怪我をしてしまうケースがあります。

そして、病院の費用はとても高いです。

私と暮らしているコザクラインコのモモちゃん♀は卵をうまく産むことが出来ず、詰まらせてしまうことがあり、病院には何回かお世話になっています。

一度、ひどい嘔吐をしていた時は、卵詰まりによる胃への圧迫で、胃炎になってしまい、1週間程の入院と、卵詰まりの処置などで、8万円近くの費用がかかりました。

そして、自宅療養に必要な設備を揃えるのに2万円くらいの費用と、その後の通院も、4000円~6000円ほどが1週間に1回かかり、完治するまで10万円は軽く超えていました。

鳥の病院は人間と比べるととっても高いです。

小鳥は販売されている費用が安いので、飼いやすいと思われがちですが、病院の費用がそれなりにかかるため、金銭的に余裕がない人は、それだけの蓄えを日頃から行う必要があることを理解しておきましょう。

そして、迎える前に自分の経済状況を確認してから小鳥を迎えてあげてください。

生活にも影響する

旅行などには注意が必要

小鳥に限らずペットを飼うと、どうしても生活にも影響が出てきます。

その一つが旅行や外泊です。

今まで旅行や外泊が多い人は、少し大変に感じるかもしれません。

小鳥を一人でお留守番させるのはあまりして欲しくありませんが、もしする場合は一泊二日までにしてあげてください。

理由はいくつかあります。

・お水がなくなっている可能性がある

お水をたくさん入れて出かけたとしても、水浴びをして零してしまう事があります。

また夏場は、いくら冷房をつけていても、水が腐ってしまう可能性があるので毎日の水換えが必要なのです。

・適切な量の餌を与えられなくなる

小鳥を飼うご家庭の環境や飼育方法にもよりますが、私の子の場合の話をします。

モモちゃんは女の子のため、お腹で卵を作ります。ただ、卵を詰まらせるリスクがあるため、あまり卵を作らせないよう、体重管理をしています。

そのため、毎日あげるご飯は決まった量をあげており、朝と夜の2回に分けています。

そして、モモちゃんの場合、あげたらあげた分だけ、お腹がパンパンになるまで食べてしまうので、過保護かもしれませんが、私は一泊二日も家を空けるのが心配でできません。

・寂しがる

鳥は放鳥が必要です。

そのため、外に出れない時がストレスになります。また、いつも帰ってくる飼い主が何日も帰ってこない場合、よりストレスを感じてしまう恐れがあります。

小鳥は甘えん坊で寂しがりやな子が殆どです。

そのストレスが体調不良の原因となってしまう事を防ぐ必要があるのです。

もし、一泊二日以上家を空けなくてはならない場合は、必ずペットシッターや動物病院などのペットホテル、ある程度鳥の知識がる知人や家族などに預かってもらいましょう。

飼う前に、預けられる場所を確保してから迎えてあげてください。

まとめ

いかがでしたか?

小鳥と暮らすのは本当に大変な事が沢山あります。

でも、その大変さを理解した上で飼って頂ければ、きっと鳥の愛らしさ、尊さが倍増し、デメリット以上に幸せで愛おしい存在になってくれるはずです。

私は物心ついた時から小鳥と暮らしてきました。可愛くて可愛くて、懐いてくれるとより愛らしくて、長いようで短い一生を私と暮らす事を幸せだと思ってもらいたい為に、私は今の子にも毎日愛情を注いでいます。

これから小鳥を飼おうと思っている方や、鳥の事が知りたい方が、小鳥を理解し、より小鳥を好きになって迎えて頂けたら幸いです。

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