犬の見つけ方・注意点⦅迎える前に知っておく事⦆

犬の見つけ方・注意点⦅迎える前に知っておく事⦆

動物と一緒に暮らす時、ペットショップを利用する必要があります。
ペットショップは、大型チェーン店、個人店とあり、各店舗によって大差はありませんが、生体や用品の値段が多少異なります。

今回は、生体にフォーカスを当ててペットショップをどう選べばいいのかをご紹介していきます。
動物たちはどのようにお店に出されるのかをしっかり理解した上で家族として迎えてあげてください。

生体の価格の違いと選び方

犬の価格

まず、知っておいてほしいことが、ペットの生体価格です。
ペットショップは基本的にブリーダーやオークションから卸します。

その際に購入した値段から、売り上げとなる金額を上乗せしてお店に販売されます。
ペットショップで販売されている赤ちゃん動物たちは、生後約2ヶ月で親から離され、お店にやって来ます。

まだ、なにもわからず恐怖と不安でいっぱいの中やって来ることを知っていてください。

健康状態を把握しよう

犬の健康状態

卸された動物たちは、必ずとも正常な子ばかりではありません。
ペットショップでは、異常のある子たちを記さなければならないため、必ず生体の値札部分に健康状態が書いてありますので、必ずチェックしましょう。

頭の凹凸を確認/泉門(ペコ)

泉門とは、頭蓋骨が不完全な状態のことを言います。
頭頂部に凹みがみられ、この凹みは成長とともに閉じてくるとは言われています。

ペットショップではペコなどとも表記されているケースがあるので、聞いたことがある方もいると思います。
主にチワワなどの頭の小さな小型犬がなっていることが多く見受けられます。
この泉門が開いている子になりやすいのが、「水頭症」と言う脳の髄液が異常に増え脳室に髄液が広がってしまい神経を圧迫し様々な症状が出る病気につながります。

泉門が成犬になっても閉じない場合、この水痘症と言う病気になりやすいのですが、必ずしも水頭症になるわけではないので安心してください。頭がドーム状に広がったり、普段よりは明らかに興奮しているなど、様子がおかしいと感じたら、すぐに病院に連れて行く必要が出ます。

泉門が開いているからだめではなく、このようなリスクがあると言うことを理解しておいてください。

関節を確認/膝蓋骨脱臼(パテラ)

関節の異常や骨格の異常は小型犬に多く見られます。

歩いてるときの姿を見たとき、しっかりと足が地面についているか、片足を上げて異常な歩き方をしていないか、ふらついていないかなどを確認してあげましょう。
足を曲げ伸ばししたときに膝のお皿がずれてしまう症状が「膝蓋骨脱臼」または「パテラ」と呼ばれています。

膝蓋骨脱臼/パテラが見受けられるのは、トイプードルが多く、症状の重さは各グレードに分かれています。

グレード1の状態

膝蓋骨が手で押すと脱臼してしまうが手を離せば元に戻る。

グレード2の状態

膝蓋骨は膝を曲げたとき脱臼してしまうが、手で押せば脱臼した膝を戻すことができる。

グレード3の状態

膝蓋骨が常に脱臼したまま,手で膝を押したら戻るが、手を離したら再度脱臼する。

グレード4の状態

膝蓋骨は常に脱臼したまま、手で押しても戻せない状態。

重度になってくると手術が必要になります。
ただ、子犬の時はまだ足に筋肉がきちんとついていないため不安定でパテラになりやすく、大きくなるにつれて筋肉が発達することで、自然と治る子もいれば、症状が和らぐ子もいます。
パテラの子を迎えるときは、悪化させないように、滑りやすいフローリングの上には絨毯を敷いたり、高さのあるところから飛び降りないように対策をとることが大事になります。

腹部を確認/ソケイヘルニアorサイヘルニア

身体の組織が通常の位置からはみ出している状態のことをヘルニアといいます。
この症状は、鼠径やでべそと記されていることが多くあります。

ソケイヘルニアとは

足の付け根にある鼠径部から長官が飛び出している状態をソケイヘルニアまたは脱腸といいます。
ソケイヘルニアが小さい場合、手で押して引っ込めることができますが、経過観察が必要となります。

ヘルニアが大きく重度の場合、食欲不振や嘔吐などの症状が出てきます。
また膀胱が鼠径部から出てしまうと、おしっこが難しくなり、手術が必要になります。
ソケイヘルニアは先天性や後天性があり、雄に多いとも言われています。

サイヘルニアとは

お腹のおへそあたりが膨らむでべそのことをサイヘルニアといいます。
お腹の壁が十分に閉じきっておらず、そこから脂肪や内臓が飛び出している状態のことを言い、先天性や肥満や外傷などによって起こる後天性のものがあります。

サイヘルニアはメスに多く発症すると言われており、子犬の頃に発症した場合は、成長とともに小さくなり、自然と治るこもいます。
ただ、ヘルニアが大きすぎる場合は、手術が必要になることもありますので、頭に入れておきましょう。

小さいサイヘルニアの場合は、経過観察の犬がほとんどですが、小さいヘルニアでも気になる方は、去勢手術や避妊手術の時に一緒に治療する犬もいます。
気に入った子犬を見つけた時、頭、お腹、歩き方は注意する事で、初めて犬を飼う人にとっては心配事が軽減されますが、そこまで神経質にならなくても、平気です。

毛の量や毛の艶の違い

毛並みや毛量、毛の艶をチェックしましょう。
ストレスや病気にかかっている子は、不自然に毛量が少ない場合などがあります。

ただ、家の生え代わりの時期で毛がスカスカな子もいるので、時期や抜け毛がある犬種なのかも確認すると良いでしょう。
毛並みは皮膚の状態により左右されます。栄養のタンパク質が足りてないドッグフードを与えていると、毛並みが悪くなることがあると言うことを知っておくと良いでしょう。

また、人間と同じで犬にも毛にも艶があり、栄養がきちんと行き渡っていなかったり、皮膚が弱い子や皮膚に異常がある子は、パサパサ毛質になる場合があります。
子犬の飼育環境などによって毛の艶が悪くなる場合もあるので、よく観察してあげましょう。

犬の毛の長さ:長毛と短毛

犬の毛の長さ

犬を選ぶ際、犬の毛が長いか短いかも重要です。
毛が長い犬の場合、ふわふわやもこもこで柔らかい手触りの子が多く、毛が絡まりやすい性質があります。
そのため、こまめにブラッシングやトリミングが必要となり、トリミングで様々なカットを楽しめるのが魅力です。

短い毛の犬は、絡まることがないためお手入れは非常に楽です。
ただ、短毛でもお手入れは必須です。
定期的にシャンプーをして清潔にしてあげましょう。

オスとメスの違い

犬の性別

犬にもオスとメスの違いがあります。
どんな動物にも性別によって性格の違いがあり、実際に犬を飼っている方の中には、メスの方が良い方や、オスでないと嫌だと言う方がいます。
では、オスとメスにはどんな違いがあるのでしょう。

メス

メスはオスよりも体つきが小ぶりな子が多いと言われています。
また落ち着くのが早くマイペースな子が多いとも言われており、オスに比べて縄張り意識が低いのが特徴です。
メスの場合、人間のように生理がきます。

初長期を迎えるごとに病気の確率が上がってしまうので発情期が来る前に避妊手術をすることで、婦人科系の病気にかかりにくくなります。
ただ、避妊手術後はホルモンバランスが崩れ、食欲が増し太る傾向が強いと言われているので、食事管理の徹底が必要です。

オス

オスがメスに比べて体ががっちりしている子が多く、年齢を重ねてもいつまでも元気いっぱいで、やんちゃな甘えん坊な性格が特徴的です。
メスよりも忠誠心が強い子が多いとも言われています。
生後半年をすぎると、発情期が訪れマーキング行動をします。
マーキング行動とは、壁や電信柱におしっこを少量を引っ掛ける行動のことです。

この行動は、自分の存在は他の犬に示すための行動と言われており、縄張り意識から起こる行動です。
マーキング行動は去勢手術をすることで、マーキング行動が軽減され、攻撃性も落ち着き生殖器の病気予防にもつながります。

まとめ

オスでもメスでも、家に向かい入れたときから家族の一員なのでどんな子でもきっとかわいいでしょう。
どんな子でも、子犬のうちにしつけやルールを教えてあげることで、忠実で賢い家族になります。
まれに、「うちの子は馬鹿だから」「言うことを聞かないの」と言う話を聞きますが、馬鹿な子は1匹もいません。

どんな子でも、必ずいい子に育ちます。
子犬のうちにしつけを失敗しても、成犬になったからと、諦めてはいけません。

成犬になってからのしつけは、根気がいりますが、犬は賢いので、諦めなければ、いずれとってもいい子になります。
犬の選び方を間違えることなど、決してないので、家族の犬を信じ、楽しい生活を送ってください。

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